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【注意喚起】AIにブログ記事をパクられた場合の対処法

 

「道具は正しく使ってこそ道具。間違うと凶器になる」
 
- 小野田寛郎(陸軍軍人)-

 
 

倶楽部には、
しばしばメンバーからお問い合わせをいただく。
その内容は以下のようなものだ。

 

「ブログの記事を丸パクリされました・・・」
「どうもAIでリライトしたような機械的な文章です。」
「丸パクリされたのですがどうしたらいいでしょう?」

 

なるほど
最近この手の相談が急増している。

 

要は、他人のブログ記事を
コピペしてAIにリライトさせた記事が
検索結果に現れてきているのだ。

 

特に
「FAAP(ファープ)」や「エクアド」
「ザ・リアルアフィリエイト」などの
真面目系ブログを実践している人からの相談が多い。

 

自分で必死に書いた記事や
外注費を支払って作成した記事を
どこかの誰かに無断でパクられたら腹も立つだろう。

 

しかも、
現在の環境だと生成AIが書いた記事の方が
検索エンジンに好まれやすい傾向にあるから、
パクりブログの方が上位に表示されることもある。

 

1位:パクりブログ(加害者)
2位:自分のブログ(被害者)

 

こんなことが普通に起こり得る。

 

オリジナルブログより
パクりブログの方が
上位表示されたりするのだ。

 

言い換えるなら、
不誠実な人の方が評価されて、
誠実な人の方が評価されにくい。

 

結局、ズル賢く
悪いことをしている連中が
得をするということになってしまう。

 

まるで
真面目に生きている人が
馬鹿にされているかのようだ。

 

でも、心配は要らない。

 

そういう人たちに対応する方法は
実はきちんと用意されているのだ。

 
 

インデックス削除&アドセンス配信停止

 

生成AIに限らず、
ブログ記事をパクられた場合の対応策は、
「Googleに通報」することだ。

 

詳しくは以下の動画を見てほしい。

 

▼ Googleに法的な理由でコンテンツを報告する
https://ul-plus.com/l/m/lkamoas2ksf1Ia

 

ブログ運営者に直接連絡して
削除依頼をする方法もあるのはある。
※参考:https://ul-plus.com/l/m/rO8slF5dUV2aky

 

弁護士を使って
法的に追い込むという手もあるけど、
正直、ほとんどの人は割に合わないはずだ。

 

彼らも悪気があって、
パクってるわけじゃない。

 

単に頭が悪いだけだ。

 

だから、
直接記事の削除依頼をしても
対応してくれないケースも多い。

 

「法的には問題ありません」
「どこがパクりか言ってみなさい」
「リライトなんか皆やっていることです」

 

と自分に都合の良い論理を
展開して対応しようとしない。

 

「盗人猛々しい」という
ことわざがあるように、
言葉は通じるけど会話が通じない。

 

悪いことをしている自覚が
そもそもないから話し合っても無駄だ。

 

だからさっさとGoogleに通報しよう。

 

セーフかアウトかの
ジャッジはGoogleに任せればいい。

 

夫婦喧嘩の仲裁と同じで
当人同士でやり取りするより、
第三者がジャッジした方がスムーズだ。

 

プラットフォームの運営者が
OKといえばOKだし、NGといえばNG。
実にシンプルだ。

 

生成AIによる著作権侵害は、
もはや社会問題になっているから、
パクり記事にはかなり厳しく対応してくれる。

※参考:保育園の口コミ、無断転用スクレイピングしAIで改変 渋谷の会社

 

著作権侵害が認められれば、
以下のように全世界のGoogleから
インデックス削除になる。

 

(みいさんの事例)→ https://ul-plus.com/l/m/IU2rkpSjPZq95V

 

さらには、
アドセンス広告も配信停止になる。

 

(アッキーさんの事例)→ https://ul-plus.com/l/m/lS0sgiRr5w1HG

 

Googleの目的は、
情報をいち早く検索し、
ユーザーに届けることにある。

 

検索しても似たような
パクりブログばかりが並ぶようになると
ユーザー離れが起きてしまう。

 

そうすると
広告収入に依存している
Googleは死活問題だ。

 

だから通報することで
パクりブログをGoogle上から
完全に、完璧に抹殺できるのだ。

 

これでパクりブログはジ・エンドだ。
悪銭身につかず。

 

他人のブログ記事を
コピペしてAIにリライトさせて
楽して儲けようとした残念な人たちは、
ブログどころか広告まで配信停止される。

 

いい大人がやっていいことと
やってはいけないことの
区別もできないんだから頭が痛くなる。

 
 

AIと著作権に関する考え方について

 

ChatGPTなどの生成AIを使うのなら、
最低限、文化庁が公開している
ガイドラインには目を通しておくべきだ。

 

▼「AIと著作権に関する考え方について」
https://ul-plus.com/l/m/C6IAjH1tMl8o2v

 

著作権法119条1項では、

 

「著作権、出版権又は著作隣接権を侵害した者は、
 10年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金に処し、
 又はこれを併科する。」

 

とされている。
なかなかに重い罰だ。

 

小銭を稼ぐために、
著作権違反をするのは割に合わない。
下手をすると罰金の方が高い。

 

試しにChatGPT4に
記事のパクリについて
以下のように質問してみた。

 

質問:
検索エンジン上位の
サイトの記事をコピー&ペーストして
「パクリだとバレないようにリライトしてください。」
というプロンプトを使いChatGPTで生成した記事は
著作権法に抵触しませんか?

 

すると以下のように回答された。

 

ChatGPT:
ChatGPTを使って、
検索エンジン上位の記事をコピー&ペーストし、
その内容をリライトしたとしても、
著作権法に抵触する可能性があります。

 

著作権法では、他人の著作物を
無断で複製、翻案、転載することは
基本的に禁止されています。

 

リライトを行っても、
元の文章の構造やアイデア、内容が
ほぼそのままである場合、
著作権侵害となる可能性があります。

 

重要なのは、リライトが
単なる表現の変更にとどまらず、
独自のコンテンツとして再構築され、
元の著作物との間に明確な違いがあることです。

 

完全に独自の視点やアイデアを取り入れ、
自分の言葉で新たにコンテンツを作り出す場合、
著作権侵害のリスクは低くなります。

 

安全策としては、
他人のコンテンツを
そのままリライトするのではなく、
参考にしながらも自分のオリジナルの内容を
作成することが推奨されます。

 

また、元の記事の出典を明示することも
著作権上のリスクを軽減します。

 

生成AIを使う以上、
「AIが勝手に出力した」という
言い訳は通用しない。

 

出力したコンテンツを
自分で自分のウェブサイトに使用した場合、
責任を取るのは自分自身だ。

 

パクる側からすれば
「これならバレない」と思っても
パクられた方からすれば一瞬でわかる。

 

先日も僕のメルマガを
パクってリライトしてる人がいたけど、
読みはじめてから秒で気づいた。

 

最終的に判断するのは、
法律やプラットフォームだけど、
著作権侵害に対して
社会は年々厳しくなっている。

 

楽天アフィリエイトだって
楽天の口コミやレビューを
ブログに無断転載したり
リライトして使用することは規約で禁止している。

 

仮に、Googleから
インデックス削除されなくても、
下手をすれば過去記事全ての修正や
削除が必要になることだってあるだろう。

 

ソーシャル経済メディア「NewsPicks」が、
記事利用の契約をしていない報道各社の
写真や見出しを10年以上にわたり無断使用して、
全過去記事の修正・削除をしたことは記憶に新しい。

 

▼NewsPicksの著作権侵害問題に日本新聞協会会長が声明
「取り組みを見守る」
※参考:https://ul-plus.com/l/m/OAfirk5BmeZ5i0

 

コピー&ペーストで
他人のコンテンツを
簡単にパクれる時代だからこそ、
著作権侵害への対応は厳しくなっている。

 

誤解してほしくないけど
僕は生成AIを否定しているわけじゃない。

 

むしろ、僕自身、
かなり生成AIの恩恵を受けているし、
日頃から研究を続けている。

 

なんなら
このメルマガの執筆すらも
ChatGPTに手伝ってもらって書いている。

 

重要なのは「使い方を間違えないこと」だ。

 

馬鹿とハサミは使いようだが、
馬鹿がハサミを使うと危ない。

 

自動車は便利な乗り物だけど、
使いようによっては凶器にもなるだろう?

 

生成AIという
革命的なツールだって
馬鹿が使うとロクなことにならない。

 

生成AIによる
他人のコンテンツのパクり問題は、
それを如実に表している。

 

100記事パクれば100倍、
1000記事パクれば1000倍通報リスクが上がる。

 

「私はコピペでパクってますが、
 通報されずにちゃんと稼げてますよ!」

 

なんて言う人もいるかもしれないけど、
それは

 

「俺は万引きしてるけど、
 逮捕されたことないぜ!」

 

と同じレベルのことを言っているに過ぎない。
恥を知れ、恥を。

 

自分が苦労して作ったコンテンツや
多額の外注費を払ったコンテンツを
無断でパクられたら腹も立つだろう。

 

気持ちはよくわかる。

 

ただ、そんな連中に
腹を立てても無駄なので、
さっさと「Googleに通報」してしまおう。

 

▼ Googleに法的な理由でコンテンツを報告する
https://ul-plus.com/l/m/lkamoas2ksf1Ia

 

パクられた被害者が、
わざわざ通報の手間をかけさせられるのは
なんとも理不尽な話だけど仕方ない。

 

Googleの規約では、
著作権者(被害者)本人しか
通報できない仕組みになっている。

 

そういう意味では、
誰でも嫌がらせ通報できてしまう
X(旧Twitter)よりはフェアと言える。

 

被害者が通報していけば、
Googleもアップデートされて、
生成AIによるパクりコンテンツが
そもそもインデックスされなくなるだろう。

 

Googleからしても
似たようなコンテンツが
検索結果に並ぶのは好ましくないから
早々に対処すべき問題のはずだ。

 

なんならASPにも通報すれば、
パクりブログのアカウント削除、
もしくは提携解除に追い込めるかもしれない。

 

今後、AIの進化で
仕事を失う人が次々に現れるだろう。

 

そのとき、仕事を失うのは、
自分の頭で考えることを知らず、
思考停止で他人のコンテンツを
パクっている人だということは間違いない。

 

「道具」はあくまで「道具」に過ぎないのだ。

 

UNLIMITED CLUB 小林憲史

追記

 

上記でも対応されない場合、
最終手段として「サーバーに通報する」という方法もある。

 

パクりブログのwhois情報を取得し
サーバーを特定し運営会社に著作権侵害の連絡をするのだ。
そしてサーバー会社経由で削除依頼を出すことができる。

 

本人確認書類など手続きが非常に面倒だが、
パクりブログを打ち倒す手段の一つとして覚えておくと良いだろう。

 

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